人形ネメシスにおける機構翼の少女・ローザのススメ
こんにちは、そるとんです。
久しぶりに文章でも書こうかなって太古に作ったブログを引っ張り出してきました。
今回はshadowverseの人形ネメシスというデッキについて書こうと思います。
人形ネメシスとは
まず、人形ネメシスとは序盤に低コストフォロワーや"奮励の儁秀・シルヴァ"のアクセラレートの効果で点数を詰め、中盤から"立ち上がりし鋼の戦士・シロウ"や"神秘の番人・スピネ"、"心無き決闘"などでテンポを取り続け、最終的に"人形の少女・オーキス"や"復讐の人形遣い・ノア"による大ダメージでフィニッシュする、といったデッキである。
人形ネメシスのつよいところ
人形ネメシスにはキーカードが多く存在し、いわゆる確定枠で35〜8枚ほど埋まっている。なので、他の人形ネメシスとは2〜5枚の自由枠で差別化しなければならない。
代表的な確定枠 ここに関しては今更言うことはない
今回は人形ネメシスの自由枠について詳しく述べていく。
人形ネメシスの自由枠
人形ネメシスによく入っている自由枠を1つずつ紹介していく。
人形ネメシスの代表的な自由枠
ゴブリン
もはやレジェンド
1コスから動くことでアグロムーブができるようになり、フラワードールとの相性もよい。しかし、その分手札の枯渇が激しくなってしまう反面もある。
天界への階段、純心の歌い手
ドローソース
階段は人形との相性が良く、手札が枯れやすく様々なデッキに対して適切なキーカードを引かなければならない人形ネメシスにはぴったりなカードだが、テンポロスが気になる。
純心はフォロワーであるのが階段との違いだがスタッツが弱くシルヴァで投げるには少し物足りないか。
マキナサーヴァント
ちょっとずつ増えてきた
共鳴時に突進を持つ2/2/2。このデッキには能動的に共鳴を調整するカードはほとんど無いので基本的に後攻で強いカードとなる。進化権が大事なこのデッキにおいて突進は非常に強力な効果。しかし、当然ながら非共鳴では効果を発揮できないので使いたい時に使えないことがあるもどかしいフォロワーな印象。
熊人形の少女
基本的にはこのカードが採用されている
2/2/2でありながら4コストしても動けるカードで、先行4tに置けばスピネと人形で進化フォロワーを打ち取りやすくなる。4コストとしては若干物足りない効果ではあるが、ファンファーレで人形を加えられる貴重なフォロワー。
イカロス
4枚目以降のパラケルスス
このデッキはAFがデッキ内に入らないので進化を切れば確定でエンシェントアーティファクトが手に入る。さらにAFがデッキ内にいることでスピネのアーティファクトを強く使うことができる。少量ではあるがデッキ内に不純物が入るのが懸念点か。
鉄杖の機工士
守護枠
イカロスと同じようにAFをデッキ内に入れるが、こちらはワンドロー付きの守護を入れるためエンシェントよりはデッキが濁る影響は少ない。3/2/3であるためシルヴァで投げる弾としては非常に優秀。守護はこの環境ではリーサルを逸らす役割があり重要ではあるが、デッキに入れたAFをサーチする方法がスピネのアーティファクトしかないのがネックである。
狭間の悪魔
ファイナリストも使ってた
チョイスは大体闇の剣で、役割の終わった自分のフォロワーをバフして殴るのが主な使い方。また、相手の守護に闇の剣をかけて突破するなどの使い方もあることは頭に入れておいた方がよい。光の剣は使ったところ見たことないけど守護貼らないと負ける時になんとか使うくらいか。
パペットルーム
最近見直されている
貼った時とターン終わりに人形を一枚手札に加えるアミュレット。主にオーキスやノアを最大限活用する目的で採用されている。人形の枚数に余裕が出るので人形ミラーやロイヤル戦などでは盤面の取り合いで優位に立つことができる。人形による手札溢れには注意する必要がある。
他にもジャンクとかラプンツェルとか人形遣いの糸とかあるけど割愛。
このように自由枠には様々なカードが入り、それぞれメリットデメリットがあるが、私はこの自由枠に"機構翼の少女・ローザ"を推したいと思う。
機構翼の少女・ローザについて
ようやく本題。
まずは機構翼の少女・ローザの効果を見てみる。
共鳴で守護を持つというシンプルな効果。
最初に注目したいのが1/4というスタッツ。このスタッツは他の自由枠の候補にはない特徴である。4という体力はカード一枚では返すことが難しく盤面に残りやすいというメリットがある。盤面に残りやすいのはどのデッキでも強い要素ではあるが、このデッキにおいては特段重要な役割を持つ。その理由がこのカードの存在。
みなさんご存知最強カードシルヴァである。
シルヴァのアクセラレートの効果は非常に強力ではあるが、人形を使ったことがある人はこのような状況に出会ったことはないだろうか?
「せっかくシルヴァの効果をつけたのにフォロワーはスペルやアミュレットで処理されて、攻撃対象もいないから効果が発揮できないなあ」
シルヴァの効果を使うには攻撃できる自分のフォロワーか突進の攻撃対象が必要であり、どちらもない場合シルヴァの効果は発動しない。仮に突進する対象がいても当たりたく無かったり、わざわざ進化や人形を切らなければならない場面も多い。特にスペルウィッチや天狐ビショップに対してはそのような場面が多く存在する。この状況において強いのがローザ。2tの1/4は大体の場面で残るので仮に突進対象がいなくてもシルヴァの効果を存分に発揮することができるのである。
魔弾持たれてるけど倒せないからシルヴァの効果が綺麗に使える
また、エルフの"大魔法の妖精・リラ"でも経験したことがあるように、進化後の3/6というスタッツはさらに取ることが難しい。フィニッシュターンまでに点数を詰めることが必要なこのデッキにおいて顔を詰める性能の高いローザは特にウィッチやビショップに対して強力なカードとなる。
さらに、共鳴時に守護を持つ能力もとても強力である。鉄杖でも述べたように今の環境では守護が必要不可欠であると考えている。エルフや人形ミラーに対して後攻でも守護を持つことで点数をカットし、先攻相手に点数差をつけさせない。人形と合わせて2/2に有利交換できるのも人形ネメシスならではのいいところである。レアケースではあるがハーメルンで守護を量産して勝つこともある。
点数めっちゃ吸ってくれたのでそのままバジリスで〆
まとめ
ローザの長所は
1.盤面に残りやすい
2.取られにくい守護を立てられる
の2つ。そしてそれぞれの長所が刺さる相手が異なるので環境に多いデッキ全てに対して役割が持てるところがが私がこのカードを好む一番の理由である。もちろん非共鳴ではただの1/4だし試合を決められるようなカードにもなりにくいのでめちゃくちゃ強いとまでは言えない。所詮地雷カードだけど不意打ち食らわせたり縁の下の力持ち的な役割にはなるんじゃないっすかね。ぜひ使ってみてください。
と、いうのをブログに書こうと妄想している時、新しく追加されるカードにこんなカードが発表された。
人形ネメシスの自由枠は消滅しました^^